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放射能の基礎知識学ぶ講座に申し込み殺到

2011年4月30日横浜ニュース

福島第１原発の事故を受け、放射能の基礎知識を学ぶ市民講座「放射線・放射能の豆知識」が29日、横浜市中区の横浜情報文化センターで開かれた。講師の放射線専門医は「これまでの放射線量であれば、日常生活への影響は全くない」と述べ、根拠もなく不安を抱く必要がないことを強調した。

横浜市立大学大学院の井上登美夫教授（放射線医学）は「普段食べている物にも微量の放射性物質は含まれている」と説明。震災直後に福島市では１時間当たり11マイクロシーベルトが観測されたが、ＣＴ検査などを行う放射線科医らの年間被ばく量（５～15ミリシーベルト）と比較すると、市内に18～55日間滞在して同じ被ばく量になるレベルだという。

発がん性リスクにも言及したが、「１００ミリシーベルトを浴びた場合の10年後の発がん率は、日常生活を過ごしてがんになった場合と比較しても、わずか５％しか高くないと推測されている」と述べた。

市民講座は、横浜市立大学先端医科学研究センターが主催。同センターによると定員２３０人で募集したが、申し込みが殺到したため、午前と午後の２回開催とした。

P.S.
放射能問題については政府がもっとリーダーシップを取るべきだ。いつまで一民間企業に後処理を任せるつもりなのか？おかげで言い訳めいた信憑性の無い嘘の発表に何度も振り回され、裏切られ、国内外問わず信用を無くした責任は大きい。こういうセミナーにしても、一度二度食べても無害というレベルではなくて、本当に市民が知りたい情報は、この先最低30年以上は汚染が続く環境が確定してしまった中で、今後30年間毎日食べ続けた後に、子どもたちの健康に本当に悪影響が無いのかどうかということなのだと思う。

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