中国の格安航空会社増便も検討ホームページ制作横浜

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茨城－上海便を４月再開

2011/03/27

　茨城空港（茨城県小美玉市）に就航している中国の格安航空会社、春秋航空は東日本大震災や福島第１原発事故の影響で運休していた茨城－上海便について、４月１日から運航を再開する方針を固めた。４月中は週２往復ペースでの運航で、週３往復のこれまでに比べ、減便となる。同社によると、４月の運航は１、３、８、１０、１５、２０、２４、２７、２９日の計９日で週２往復ペースとなる。５月は１、４、６、８、１１、１３、１５、１８、２０、２２、２５、２７、２９日の計１３日で週３往復ペースに増やす計画としている。ただ同社は震災前、３月２７日以降は、週５往復へ増やす方針を固めていた。同社は、中国人の日本向け旅行客が自粛傾向にあり、週５往復の運航は経営上のリスクが大きいと判断。今後は原発事故の推移を見ながら「週５便へ戻していきたい」（同社関係者）という。すでに同日以降で運休となった便への予約客に対し、空席があれば無料で期日変更に応じるほか、全額払い戻しの対応も取るという。同社は昨年７月、茨城－上海便の運航を開始。同９月から最安値を片道４千円に設定し、全国的な話題を集めた。３月２７日以降の運航便からは料金体系をこれまでの８段階から１３段階へ細分化し、新たに片道５千円、６千円という格安料金を設定するなど多様な顧客ニーズに応える経営戦略を打ち出したばかりだった。

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