ホウレンソウや大根など「ベランダ菜園」のコツをホームページ制作横浜

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「ベランダ菜園」のコツを専門家が伝授した本出版

2011年4月7日横浜ニュース

　家庭で手軽にできる野菜作りを分かりやすく解説した「ここまでできる！　ベランダでコンテナ菜園」（家の光協会発行）を、サカタのタネ（本社・横浜）の広報宣伝課長・淡野一郎さんが出版した。淡野さん自身が横浜市内の団地のベランダで、実際にプランターや鉢などのコンテナを使って栽培した野菜をカラーの写真やイラストを使って分かりやすく説明。初心者にも優しいハウツー本になっている。

東日本大震災による福島原発１号機の放射性物質が漏れている問題を受け、家庭菜園がさらに人気を得ているようで、この春、ガーデニング用品店などがにぎわっている。野菜などは、自分で作れば出所は明白なので安全と考える人が多いようだ。

「ここまでできる！～」では、ホウレンソウやコマツナ、トマト、メロン、小玉スイカをはじめ、大根やトウモロコシ、ゴボウなど「そんなものまでベランダで」というものを含め７５品目の野菜の作り方を伝授。「果菜類」「根菜類」「葉菜類」の各作り方と「コンテナ栽培の基本」の４つに分けられて説明。７５品目をそれぞれ見開き２ページに収め、初級、中級、上級向けが分かるようにした。種まきから間引き、定植、支柱立て、追肥、収穫などのポイントが丁寧に紹介されている。

著者は、サカタのタネで花などの種を開発する技術者だったこともり、神奈川新聞など各新聞で植物についてのコラムを連載。地元の横浜の小中学校で栽培の講師を務めているほか、家庭菜園愛好者らのウェブでのコミュニティー「カナロコふぁーまーず」でソラマメやスイートピー栽培を指導中だ。

そうした経験を生かして、土づくりをはじめ「なぜ、この作業が必要なのか」などを分かりやすく説明し、作業のやる気を後押ししてくれる。他の書籍床となり、写真もすべて著者が撮影し「すべてのコンテナ栽培家の目線と同じになっている。その分、分かりやすくなっているはずです」という。「ここまでできる！～」はＢ５版、１４１ページ、１５７５円。問い合わせは、家の光協会電話０３（３２６６）９０２９。

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