同世代思い義援金金集め

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永田台小６年生が「できることしたい」と

2011年3月25日横浜ニュース
　　
　横浜市立永田台小学校（同市南区永田みなみ台）の児童が、校内や近くのスーパーで東日本大震災の義援金を募っている。今春卒業した６年生が「被災地の子どもたちのためにできることをしたい」と計画。児童らの思いに、買い物帰りの主婦らが応じている。

　「みんなで東北を助けましょう。協力をお願いします」。段ボールでつくった募金箱を手に、子どもたちが声を張り上げる。24日、卒業生有志を中心に約30人が校内や近隣のスーパー「エンゼルファミリー」店頭で義援金を募った。

　募金活動は、東田里沙さん（12）ら６年生５人ほどが住田昌治校長に申し出たのがきっかけ。19日の卒業式直前に震災が発生し、報道で知る被災地の惨状に心を痛めた。東田さんらは「津波で校舎が流されてしまった小学生もいる。無事に卒業式ができる私たちは幸せ」と話す。

　式当日、会場に義援金箱を設置。校内だけでなく、地域にも呼び掛けたいと、活動を街頭にも広げた。

　「町の人がたくさん協力してくれてうれしい。集めた義援金を、被災地で一番必要としているものに換えてほしい」と東田さん。25日も街頭に立つ予定で、郵便局を通して被災地に送る。

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