ヤギの雑草駆除戦力増強で６匹に/秦野ホームページ制作横浜

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遊休農地対策で一定の効果

2011年05月07日神奈川ニュース
　　
　遊休農地などの雑草駆除対策として、秦野市が２０１０年に導入したヤギの放牧。一定の効果が確認できたため、５月の連休後に新たに３匹を“戦力増強”することになった。６匹態勢を組むことで、耕作放棄地の雑草対策が強化されると期待されている。

　市では、長野県佐久市の独立行政法人家畜改良センター茨城牧場長野支場から１０年１月と５月に雄２匹ずつを借り受け、雑草対策として遊休農地に放牧している。秦野市は地域での放牧希望も募っており、昨年度は３カ所で活躍した。

　ヤギは地面に張った約１０メートルのワイヤにつながれ、比較的自由に動けるようになっている。１～３カ月の間隔で農地を移動、これまでに延べ１１カ所で１万５千平方メートルの面積の雑草を駆除してきた。それぞれ「サン」「テン」「草太」「コータ」と命名され、地域の人たちにも親しまれている。

　「サン」は今年３月に病死し、現在は３匹となっている。同市菖蒲にそろって放牧されており、タンポポが咲く野原でのんびりと草を食（は）んでいる。

　市によると、ヤギは牛などに比べて管理がしやすく、雑草が減って見通しが良くなることでシカやイノシシなど有害鳥獣対策にもなる、としている。冬場には草が枯れてしまうため、栄養管理が課題という。

　市は、農地の維持管理ができず雑草が多くなっているケースや荒れている畑などの放牧候補地を募集することにしている。

P.S.

牧歌的な良い景色といいますか、微笑ましい風景が見られそうですね。

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