保育園の開園めど立たずホームページ制作横浜

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東日本大震災：建設資材の調達滞り/茅ケ崎

2011年04月09日神奈川ニュース
　　
　茅ケ崎市内に５月１日に開園予定だった認可保育園が、東日本大震災の影響で開園の見通しが立たなくなっていることが分かった。大震災で建設資材の調達が滞っていることなどが理由。運営する社会福祉法人は「なるべく早期に開園できるよう、最善の努力をしたい」と話している。

　見通しが立たなくなっているのは、和歌山県の社会福祉法人「檸檬（れもん）会」が開園する認可保育園「レイモンド茅ケ崎保育園」。茅ケ崎市矢畑のショッピングセンターの空きテナントに、０～５歳児の６クラスで各５人ずつ計30人を定員とし、５月１日に開園する予定だった。開園すれば市内23番目の保育園、認可では17番目となる。

　だが内装工事の着工直後に東日本大震災が発生。同法人によると、便器の部品の一部など建設に必要な資材の調達が滞っており、現段階で開園時期の見通しは立っていないという。

　市保育課は「開園の遅れは致し方ない部分がある」としつつ、同法人に一日でも早く開園できるよう、施工業者に働き掛けてほしいと依頼。同法人の担当者は「復興のため被災地を優先している資材を押さえてまで開園させることは、福祉事業を展開している法人として難しい。入園希望者にはご迷惑をおかけします」と理解を求めている。

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