市内事業者限定の入札拡大へホームページ制作横浜

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受注機会増加で雇用促進/横須賀市　

2011年04月17日神奈川ニュース
　　
　横須賀市は４月から、市内事業者の受注機会を増やすため入札制度の運用を改正した。一般競争入札の所在地条件を大幅に見直したほか、準市内事業者の登録要件を拡大して市民の雇用を促している。

　市契約課によると、所在地条件の見直しによって市内事業者限定の発注対象種目を大幅に拡大した。委託入札（全１１３営業種目）は４種目から24種目、物件入札（全96営業種目）は１種目から37種目に増やす。

　市内と準市内事業者限定の入札案件も委託は７種目から24種目、物件は０種目から35種目に拡大した。事業者が少ないなど市内事業者だけでは競争性が担保できない種目が対象。最低制限価格も予定価格５億円未満の工事は92％（変更前90％）、委託は85％（同80％）に引き上げた。

　市民の雇用を促進するため、準市内事業者の要件に(1)一定数の市民を雇用している(2)市民である障害者を雇用している―を新たに盛り込んだ。市内に事務所などがなくても、このどちらかの要件を満たせば準市内事業者になれる。

　会見した吉田雄人市長は「市内事業者の経営環境は非常に厳しい。２０１１年度の入札結果を踏まえ、弾力的に運用していきたい」と述べた。

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