池袋駅の立教大生殺害：事件１５年ホームページ制作横浜

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父親ら、情報提供求めビラ６０００枚配布

2011年04月12日東京ニュース
　豊島区のＪＲ池袋駅ホームで９６年４月、立教大４年の小林悟さん（当時２１歳）＝埼玉県春日部市＝が男に突き飛ばされて死亡した殺人事件が未解決のまま１５年を迎えた１１日、父邦三郎さん（６５）や捜査を続ける警視庁捜査１課の若松敏弘課長ら約６０人が、池袋駅改札口前などで情報提供を求めるビラ６０００枚を配った。
　邦三郎さんは拡声器を手に「立教大生の息子を亡くした父親です。小さな情報でもいいのでお願いします」などと呼び掛けた。
　悟さんは、山手線の池袋駅ホームで午後１１時半ごろ、転倒した際に頭を強打し、５日後に死亡。逃げた男は当時２４～３８歳くらいで、身長１７０～１８０センチ。がっちりした体格のスーツ姿だった。
　この日配られたビラには発生から１５年後の犯人をイメージした似顔絵が新たに加えられた。邦三郎さんは「駅のホームというたくさんの人が見ている事件なのに、なぜ犯人が捕まらないのかずっと疑問に感じている。事件解決は新たな犯罪の抑止にもつながると思って闘い続けたい」と話した。
　情報提供は池袋署捜査本部（０３・３９８６・０１１０）。事件解決につながる情報提供には上限３００万円の報奨金が支払われる。

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