横浜市の集客実人員２６１９万人ホームページ制作横浜

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２０１０年はＹ１５０の反動や猛暑の影響で減少

2011年4月12日横浜ニュース
　　
　横浜市経済観光局は、２０１０年の「集客実人員」が前年比２・７％（74万人）減の２６１９万人だったと発表した。前年開催された開港１５０周年記念イベント「開国博Ｙ１５０」の反動や、猛暑で外出を控える人が多かったことなどが要因とみられる。観光消費額は２・４％（52億円）減の２１１９億円だった。

　観光庁が定めた共通基準に準じて初めて算出した。これまで観光施設や宿泊施設の利用者とイベント参加者数の合計を「観光入込客数」として公表してきたが、重複積算を避けるため、延べ利用者数を年間の平均立ち寄り個所数で割り推計している。今後、新たな観光集客指標となる。

　集客実人員の内訳は宿泊３７１万人、日帰り２２４８万人。市内で開催されたイベントやスポーツ観戦、国際会議などの参加者数は１８７４万人だった。

　観光入込客数は２００７年に４１００万人を突破して以降、３年連続で増加していたが、10年は景気低迷による法人需要の伸び悩みなどもあり４１９６万人にとどまった。

　11年は東日本大震災の影響で落ち込みは必至。市は８日に「くらし・経済」震災対策本部を設置し事業者の課題やニーズを把握する方針だが、観光集客は「相当、厳しい数字になるだろう」（市観光振興課）としている。

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