物資携え宮城訪問ホームページ制作横浜

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中区山元町が同名町民を支援/横浜

2011年4月22日横浜ニュース

横浜市中区山元町の商店街関係者らが、東日本大震災で津波被害に遭った宮城県山元町を訪れ、支援物資を届けてきた。「山元町」が同名だったことが縁。町ぐるみで実施した支援物資集めには町外の賛同者もあった。壊滅的な状態にある町にショックを受けた関係者たちは、継続的な支援の必要性を実感している。

支援物資は地元商店街「２丁目商栄会」や１～５丁目の町内会が10日に集めた。横浜市内の金沢区やみなとみらい21（ＭＭ21）地区から駆けつけた人もいた。

集まった２トンの物資と義援金40万円を携え、商栄会の伊藤新二郎副会長ら10人が17日、現地を訪ねた。面会した斎藤俊夫町長は「遠いところ来てくれてありがとうございます」などとお礼を述べたという。役場内から流す災害臨時ＦＭ放送に急きょ出演。名前が縁で支援に駆けつけたことが、生放送の番組で紹介された。

一行は津波被害の甚大な沿岸部にも足を運んだ。「小学校２階の図書室は本棚が倒れ、床は一面、砂だらけ。音楽室はドアが破れ、楽器が散乱していた」と商栄会の鬼島勝治さん。自然災害の恐ろしさを目の当たりにした関係者からは「支援を一回限りで終わらせてはならない」との意見が上がっている。鬼島さんは「今後できることを検討したい」と話している。

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