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「若者が夢持てる横浜に」気持ち新たに抱負/横浜
2011年5月03日横浜ニュース
4月の横浜市議選で当選した市議86人が2日、初登庁し、現職59人、元職3人、新人24人が新たな議員バッジを付けた。新人、重鎮に今後の抱負を聞いた。
自民党の高橋徳美さん(金沢区)は市会棟の受付に一番乗りし、議員バッジを胸に付けた。前回は無所属で落選したが、今回自民党から立候補したのは「地域 に支えられている政党だから」という。自民党市議団で数少ない女性議員として、「市会に女性の声を届けていきたい」と語った。
民主党の坂本勝司さん(戸塚区)は、今回市議選で当選した同党唯一の新人。議員バッジを付け、「責任が重大です」と表情を引き締めた。「これからは、選挙戦で掲げた『安心して快適に生活できる街づくり』を目指し、横浜のために全力を尽くしたい」と語った。
新人全員が当選した公明党は、新しいバッジを胸にした5人が控室に勢ぞろい。藤沢市議から転進した竹内康洋さん(神奈川区)は「大都市・横浜では、多くの市民サービスが求められる。二元代表制の下で、議員力、議会力を高めていきたい」と語った。
現職2人だった改選前から一気に14人の第4会派となったみんなの党。平均年齢が若いことも特徴の一つ。会派での“バッジ一番乗り”の大岩真善和さん(旭区)は、「若い議員ということでしがらみもない。党としての考えを是々非々で主張していきたい」と話した。
共産党の古谷靖彦さん(鶴見区)は議員バッジを付け緊張した面持ちで「最大の基礎自治体の議員として、身の引き締まる思い」と語った。同区で44年続いた議席を守った。「地域医療の充実など、市民の安心につながる政策を実現させていきたい」と語った。
神奈川ネット公認で当選したネット・無所属クラブの丸岡伊津子さん(青葉区)は、「きょうはあくまで一つの通過点。今後取り組むべき課題でいっぱい」とクール。「生活者の視点を忘れず現場の声に寄り添い、地域の課題解決のため頑張ります」と強調した。
一方、9期目となったのは、全国市会議長会会長も務めた自民・嶋村勝夫さん(都筑区)。「初登庁の日は、常に新人の気持ちになる。自民党は市会第一党の責任政党として謙虚さが大切。若者が夢を持てる横浜のため、粛々と取り組んでいく」と語った。
P.S.
西洋諸国では、市議会議員程度であればボランティアが無給で勤めるのが一般的だとか。地域利権も野望も無しで、ただ、故郷を愛する気持ちから生活にゆとりのある市民が政治に参加する。とても健全な姿だと思います。
生活のため政治家になる。優遇された地位を守るため世襲をする…。
皆さん立派なことをおっしゃってますが、ある「特定」のとくくりをつけない市民のために頑張ってください。
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