競走馬が公道を逃走ホームページ制作横浜

川崎～横浜６キロ…２人が軽傷/神奈川

2011年6月01日横浜ニュース

１日午前７時50分ごろ、川崎市幸区小向の川崎競馬・小向練習場近くで、小向厩舎（きゅうしゃ）から練習場に向かっていた競走馬（２歳牝馬、久保勇厩舎所属）が突然暴れだし、乗せていた厩務員を振り落として約６キロにわたって公道を逃走した。自転車２台に接触し、男性２人が指や足に軽傷を負った。

県川崎競馬組合などによると、馬は約１キロ離れた同区古市場の歩道で男性会社員（34）の自転車に接触した。国道１号の幸署前を通って鶴見川に架かる橋を渡った後、横浜市鶴見区佃野町の路上で自転車の無職男性（63）に接触。午前８時半ごろ、同町の交番近くで警察官や厩務員が捕まえた。

この馬はまだ名前がなく、今年秋以降のデビューを目指して調教中だった。大きなけがもなく、厩舎に戻ったという。父の父は名種牡馬のサンデーサイレンス、父は２００２年の０歳馬のセレクトセールで当時世界最高額の３億３５００万円で落札されたトーセンダンス。

小向練習場では04年２月にも、未出走の３歳牝馬が暴れて逃走し、タクシーに衝突する事故が起きている。同組合は「迷惑をお掛けし、おわび申し上げる。関係者と協議しながら事故の再発防止に努める」としている。

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父父サンデーサイレンス。血の気が多いのが玉に傷。

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