検討委が報告/横須賀ホームページ制作横浜

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三浦市との広域ごみ焼却施設の方向性を横須賀市に判断ゆだねる

2011年04月04日神奈川ニュース

　横須賀市新ごみ処理施設整備検討委員会（横田勇委員長）はこのほど、三浦市との広域ごみ焼却施設の方向性に関する検討結果を吉田雄人市長に報告した。焼却施設の運営方式については意見がまとまらず、市に判断をゆだねた。

南処理工場の老朽化に伴う新しい焼却施設は横須賀市長坂に建設を予定し、２０１９年度までの稼働開始を目指している。焼却施設の機種選定などを目的に昨年４月から同委員会で検討を進めてきた。

検討は(1)現在の４分別収集は変更しない(2)三浦市の最終処分場に焼却灰は入れない(3)可燃ごみはすべて焼却処理する(4)機種選定はコストと安定稼働を中心に検討する―ことを前提に進められた。

その結果、焼却施設の運営方式は南処理工場と同じ直営方式と民間活用のいずれも可能と判断。同委員会の意見を踏まえ、市が決定するよう求めた。

直営とした場合の焼却方式についても「あまり差はない」として結論は出さず市にゆだねたが、焼却灰を溶かして道路の舗装材などに使う「溶融スラグ」を作る施設は導入しない。

民間活用の場合における処理方式や機種についても民間提案とする可能性があるとして、絞り込まなかった。

市は11年度中にどのような運営方式にするか方向性を定め、12年度に実施計画をまとめる予定だ。

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