写真集「川崎市の昭和」が刊行ホームページ制作横浜

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街の活力感じて

2011年04月04日神奈川ニュース

川崎市内の街並みや市民の日常風景をまとめた写真集「川崎市の昭和」が刊行された。監修に当たった元市総合教育センター所長の江頭秀夫さん（73）は「昭和の60年間を通じて、川崎が工業都市から大きく変わっていく様子が分かる」と話している。

写真集を手掛けたのは、京都市や新潟市などの「昭和」シリーズを編さんしている「いき出版」（新潟県長岡市）。

「川崎市の昭和」は、１９２３（大正12）年の関東大震災以後、同市が復興していく様子から始まる。

雑然とした川崎駅前、参拝客でにぎわう川崎大師、二ケ領用水で水遊びをする子どもたち、のどかな田園風景、太平洋戦争に出征する青年団員、建設中の東名高速道路の様子などが掲載されている。

写真は、市民ら約１００人から集めた約５千枚の中から約６００枚を選んだもの。

江頭さんは「一枚一枚の写真から、人と人とのつながりが感じ取れる」。いき出版の佐々木高史社長は「川崎の特徴は働く人や街の活力」と話している。

「川崎市の昭和」はＡ４判、２８０ページ。９９９０円。
問い合わせは、同社電話０２５８（８９）６５５５か、神奈川県教科書販売電話０４５（２４２）７２２０。

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