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ティンガティンガ展開催

2010年9月3日横浜ニュース
現代アフリカを代表する、タンザニア生まれのアート「ティンガティンガ展」が横浜市中区日本大通のギャルリーパリで開かれ、見る人の心を和ませている。８日まで。
「ティンガティンガ」とは、その創始者の名前「エドワード・サイディ・ティンガティンガ」（１９３７～72）に由来する絵画のスタイル。１９６０年代末、建築用の合板に、動物や植物などを下書きせず思いつくままにエナメルペンキで描き始めたのが始まりという。
会場には、数多い弟子の中から約30人の"旬の作品"２００点が並ぶ。キリマンジャロを背にしたキリン、シマウマ、ゾウ、自然に寄り添って生きる人々など、どれも色鮮やかにおおらかに、表現されている。タレントのジミー大西が弟子入りしたアモンデさん（70）の作品も出ている。一角では、活躍中のムスターファーさん（35）が制作の過程を披露している。
主催者の島岡強さん（47）は横浜市南区出身で、タンザニアでアフリカ産の製品の輸出を手がけている会社の代表。「アフリカというと、紛争、貧困、病気というイメージを持たれがちだが、それだけではない、良いところを絵を通して見てほしい」と話している。
ギャルリーパリは電話０４５（６６４）３９１７。

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