岡本太郎生誕１００年で人間性検証の展覧会ホームページ制作横浜

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人との「交流」に焦点/川崎

2011年04月25日神奈川ニュース
　　
　今年生誕１００年を迎えた川崎市生まれの芸術家岡本太郎。交流があったさまざまな関係者に焦点を当て、太郎の人間性を検証する「生誕１００年　人間・岡本太郎展」が同市多摩区の市岡本太郎美術館で開かれている。前期・後期に分かれ、前期は７月３日まで。

　「建築」「美術」「岡本家」「思想」「写真」「大衆」の六つの部屋に分けて、交流のあった関係者や、太郎の作品を紹介している。「思想」の部屋では、自宅の書斎が再現され、初公開となる約３００冊の哲学や宗教の蔵書が並ぶ。宗教学者エリアーデの書物「シャーマニズム」から着想を得たとみられる油絵「歓喜」も展示されている。

　「写真」ではロバート・キャパ、「美術」では北大路魯山人らとの交流エピソードを紹介し、作品も展示。魯山人が若いころ、太郎の祖父に弟子入りし、岡本家に住み込んで書家の修業をしていたこともパネルに記されている。「大衆」では、１９７０年の大阪万博を記念して作られた絵はがきやキーホルダーなども集めている。

　同美術館は「交流があった人との関わりから浮かび上がる、生き生きとした太郎を感じ取ってほしい」と来館を呼び掛けている。太郎のルーツを探るため、奈良県から訪れたという大学生の男性（27）は「たくさんの本を読んでいたことが印象深い。芸術の背景にある思想が分かってよかった」と話していた。

　午前９時半～午後５時。一般９００円、65歳以上と高校生・大学生は７００円。月曜（祝日除く）と５月６日休館。問い合わせは同美術館電話０４４（９００）９８９８。
P.S.
岡本太郎さんと言えは現代日本美術を代表する偉大な芸術家でした。没後改めて評価されているようですが、もっともっと高く評価されるべきだと思います。
「生誕１００年　人間・岡本太郎展」近日中に入ってみたいと思います。

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