震災で婚礼延期ホームページ制作横浜

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善意を花束に、生花店が売り上げ寄付へ/横浜

2011年3月21日横浜ニュース
　　
東日本大震災の影響で結婚式の延期が相次ぎ、使われなくなった花を格安で販売し、売り上げ全額を被災地に寄付する取り組みが20日、横浜市内で行われた。

　義援金を集めたのは婚礼を専門とする生花店グループ「ハマフローリスト」（横浜市中区、吉田興産グループ）。地震直後から結婚式を延期する動きが広がり、19日からの３連休で取引のあった20件近くの結婚式が延期となったという。

　使用予定だった花は入荷済みで、東北地方出身の社員から「捨てるより、被災者のために役立てたい」という声が上がった。バラやダリア、ユリなど約１５００～２千本の花を４００の花束に仕立て、１束５００円で販売した。

　販売前から行列ができ、予定より早く完売。販売価格以上の代金を払う人が多く、募金を含めて40万４６９３円が集まった。日本赤十字社を通じて、被災地に送る予定だ。

　同社会長兼社長の吉田健二郎さん（75）は「被災地は、お花の生産者が多い地域。皆さんの励ましの気持ちを義援金に変え、少しでも被災地の力になりたい」と話した。

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